あげます(Free Stuff)

こういう物がおもしろいと思うかどうかは、人それぞれでしょうが、興味の有る方は京都大学留学生センター内の研究室に来て頂ければ、 名刺・コースター・T-シャツ等を差し上げます。名刺はともかく、コースターとT-シャツは手持ちが 無くなったらもう有りません。日本の国際化に関しては、当然ながら若い人に大いに期待しておりますので、 高校・中学も含め、学生さん優先とさせて頂きます。尚、懸賞ではありませんので、郵送は出来かねます。(笑)

新感覚名刺 (New Age Name Cards)


京都の人達はとてもよくご存知なのですが、寺院で場を浄める為(と聞いています) に僧侶が撒く物に、散華又は蓮華と呼ばれる物が有ります。これは蓮の花びらをかた どったカラフルな紙にその寺院の名前等を書いた物で、信者たちは縁起の良い物とし て、これを家に持ち帰って飾ったりするそうです。箪笥に入れておくと衣装が増える と信じられている等と聞いた事もあります。僕はこれにヒントを得て、散華で名刺を 作ってみました。印刷は仏具屋さんに頼み、自分としては京都らしい良い物を作った つもりだったのですが、「こんなケバケバシイ名刺は全然京都らしくない」との批判 も飛び交っているようです。両端は何十とある図柄のうち二例を示し、これらを裏返 すと中央のようになります。

幸運のコースター

一回生用の特別ゼミに出ていた学生さんのお父さんが、「先生、ええ写真おまへんか」 と研究室にやって来られ、色々あった写真の内特にドギツイ物を「これ貸して下さい」 と持ち帰られました。何に使われるのか聞いてみたのですが、「悪い事やおまへん」と 言われるので、それ以上追及しませんでした。二週間後にそのお父さんが「先生これあ げます」と持って来られたのが、開けてびっくりこの写真のコースターです。紙製です が、高級印刷屋というだけあって、なかなか良くできていて、個人的には大変気に入っ ています。中学生や高校生の皆さんにはかなり人気の有る代物です。輪ゴムで飛ばすと 面白いそうです。

幸運の青い谷のT-シャツ

上記のお父さんですが、みやげ物屋、めしや、不動産屋と何でもござれの方で、 「みやげ部門の若いもんの教育でんがな」と、このT-シャツを作って下さいました。 「不況で注文のうて、ええ若いもんがぶらぶらしてたらあきまへんよってに」と言う訳 で、残り物を使って青谷のシャツを作らせる事にしたそうです。「仕事が無くても、首 にしないのですか」との質問に、「何ゆうてはりまんねん。こんな不況の時にやめさし たら一番殺生や。次の仕事見つからしまへんがな。わてはそんなやり方絶対しまへんねん。」 と真顔で力説。ただでシャツをくださったから言う訳ではありませんが、なかなか人間 の出来た方で、中卒なのに大成功された理由が良く分かりました。仕 事場でもいつもニコニコ、若い人に大人気だというのも肯けます。成功する人は、やはり どこか違うのですね。余談になりますが、この中卒のお父さんの息子さんが京大に合格した日、 受かったという電話が入るなり、職場は大騒ぎ、若い職人さん達はお父さんを胴上げし、 ベテラン達は「あのやんちゃだった坊ちゃんが」と作業場の片隅で涙を拭うという、映画の ラストシーンの様な感動的な場面が展開されたそうです。「そうか今日発表やったんか」と 他人事の様に言っていた僕の父とは、大違いです。