英語はいかに大変か
TOEFL・TOEIC満点も意味無し
添付のスコアレポート群を見て下さい。英語を外国語として学んでいる人々を対象とするかぎり、明らかに青谷正妥(あおたにまさやす)は最高峰の一人です。もちろんそのこと自体にはそれなりに満足してはいます。
しかし、
青谷は洋画の英語が聞き取れません。
また、パーティー等でネイティブスピーカーの会話に加われません。
1.
彼等の会話が速過ぎて部分しか分からず、
2.
内容が分かっても何を言おうか考えているうちに次の話題になる
からです。
ところで、
研究レベルの高等な数学はともかく、受験の数学でよければ、才能があれば直ぐにできます。英語の運用は英語の研究ではありませんから、理系が多数派の京大生が、受験数学同様に直ぐにできると思っても仕方が無い面もあるでしょう。
しかし、英語は数学ではありません。
人間が意識的・論理的に構築した数学、これに対して、同じく人間が作ったとは言え、進化の過程で、論理性や内部的整合性を無視して、自然発生的に構築されてしまった言語。こんなものがそんなに簡単に使いこなせる訳が有りません。頭が良くても、論理的思考に長けていても駄目なのです。
日本を出る時点でTOEFL 620点、英語検定1級で、1978年当時の理系としてはかなり英語ができたはずの青谷ですが、その後20年もアメリカに住んだのにこれです。
ですから、TOEFLや、ましてや遥かに易しいTOEICが出来ても何の意味も有りません。あんな試験すら出来ないのは問題外ですが、普通の日本人は正にその問題外です。
やっても簡単にはできない英語を、やらなかったら絶対に出来ない!
日本語をやったうえで、英語まで京大生よりはるかに出来る留学生。見習うべし。
(青谷注:ところで、彼らは数学や理科も十分によくできます。)